あなたに合った薬剤師の職場を選ぼう!3つの職場ごとにメリット・デメリットを解説

薬を手渡す薬剤師

薬剤師の働くフィールドは様々です。今回は、病院薬剤師、調剤薬局、化粧品メーカーの3つの役割・職場ごとにメリット・デメリットをご紹介していきます。

自分に合った職場・役割を慎重に検討し、薬剤師として長く働くことができる職場を選びましょう。

6年制の薬学部を卒業して、国家資格取得することでなれる薬剤師。2018年現在、薬剤師は30万以上いるとされており、皆さん、さまざまな場で活躍していますよ。
各職場それぞれにメリット・デメリットがあるので、事前に把握しておけば、より長く勤務できますよ。

医師や看護師との連携が求められる「病院薬剤師」

病院内での業務は主に、調剤業務、製剤業務、医薬品情報業務、病棟薬剤業務などがあります。どの部署でも言えるのは、医師や看護師との連携が重要となるということです。

例えば、病棟薬剤業務にあたる薬剤師は入院病棟に配置されます。入院患者に対し、医師の代わりに投与する薬の説明や管理、退院時処方の説明を行います。

2012年の診療報酬改定で、全病棟に薬剤師を配置することで点数が加算される「病棟薬剤業務実施加算」ができたことからも、病院内における薬剤師への期待は大きくなっていると言えるでしょう。

医療チームの一員としてのやりがいを得られることがメリット

病院薬剤師として働くメリットは、医療チームの一員としてのやりがいを得られることです。

患者の治療のために医師や看護師と連携をとりながら行う業務は、チームプレイを好む人にとっては大きなやりがいとなるでしょう。

連携が苦手な人にとってはデメリットになる

コミュニケーション力に自信がない人にとっては、医師や看護師といった他職種と連携を取り合うことは難しく感じるかもしれません。
あまり自信のない人は、セミナーなどを通してスキルアップを図っておくと良いでしょう。

医薬品情報業務とは、収集した最新の薬物情報を、医師や看護師に共有して、よりよい薬物療法を目指すという、新たな薬物療法を担う重要なお仕事です。
また、医師に代わって、患者さんに薬について説明する病棟薬剤業務は、よりわかりやすく薬の必要性を教えるためにイラストを使うなど、患者さんの立場にたった工夫が必要になってきますよ。

薬を利用する人と直に関われる「調剤薬局」

調剤薬局での主な業務は、調剤業務、服薬指導、薬歴管理などです。
医師の処方箋に基づいて薬を調合し、患者さんの薬歴などを確認した上で服薬指導をしながらお渡しします。

大きな特徴としては、患者さんと直に接する業務であることです。
処方箋の指示に基づきながらも、患者さんからの相談を聞いて、投薬しても問題がないかを判断する必要があります。

薬を必要とする患者さんと直に関われることがメリット

調剤薬局で働くメリットは、薬を利用する患者さんと関わることができる点です。薬剤師を志した人のほとんどが、自分や家族が薬を服用して助けられた経験があるのではないでしょうか。

薬を服用する人の声を直に聞くことができる業務は、薬剤師の仕事の根幹であり、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

また、勤務時間や休日が決まっていて働きやすいこともメリットです。

職場によって安定性や働きやすさが左右されることがデメリット

調剤薬局に転職する際に気をつけたいのが、その職場の安定性や雰囲気についてです。近くに病院や診療所がなく閑散とした環境であれば、安定性が高いとは言えません。

可能であれば事前に見学して、雰囲気などを見ておくと良いでしょう。

化粧品開発に携われる「化粧品メーカー」

調薬を行う薬剤師

薬剤師の資格を活かせる職場は、病院や薬局以外にもあります。化粧品を開発している化粧品メーカーもその一つです。

化粧品の開発には、美容に関する成分を調合する技術が求められます。

化粧品は肌に直接つけるものなので、皮膚への影響を調査したり、薬事法にも関わるため、薬剤師としての知識や経験を活かせるでしょう。

大手メーカーの場合は給与の高さがメリット

化粧品メーカーで働くメリットは、給与が比較的高いことです。

入社する企業にもよりますが、大手のメーカーであれば勤め続けることで昇給の機会もあり、安定して長く働くことができます。

また、美容への関心が強い人であれば、化粧品の研究・開発に関わること自体が非常に大きなやりがいになるのではないしょうか。

自分の関心のあることをとことん突き詰めていくことができる研究職は、理系出身の人にとっては理想的な仕事だと言えるでしょう。

人気の求人のため就職が難しいことがデメリット

デメリットとしては、化粧品メーカーは就職自体が難しいことが挙げられます。人気のある職種ですが求人数が少なく、病院や薬局と比べて倍率は高いのが現状です。

また、調剤業務や製剤業務とは離れるため、病気の治療に携わりたいという想いで薬剤師を志した人にとっては、やりがいを感じにくいかもしれません。

薬剤師を志した動機に基づく職場選びが大切

薬剤師の知識や経験を活かせる職場は、病院や調剤薬局、メーカーなど、多岐にわたります。給与面や安定性など、選ぶポイントは人によって異なるでしょう。

しかし、やりがいを持って長く勤めていくためには、薬剤師を志した動機に基づいて仕事を選ぶことが大切です。
それぞれの職場のメリット・デメリットを理解して、あなたに最も合った職場を選び、やりがいを持って働きましょう!

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