スポーツファーマシストは講習を受けたのち試験に合格する必要があります。

人気の職種!認定薬剤師の資格であるスポーツファーマシストの特徴

スポーツファーマシストはアンチ・ドーピング活動を行う認定薬剤師の資格です。通常の調剤業務でも役立つ仕事で、一部ではプロスポーツチームや教育機関で資格を最大限活かせる仕事があります。

スポーツファーマシスト

スポーツファーマシストとして働く薬剤師

スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師です。
薬剤師の資格を保有する人が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構が定める所定の課程(アンチ・ドーピングに関する内容)終了後に認定される資格制度です。
主な仕事は選手団や学校教育の現場への情報提供・啓発活動を行います。
国内では2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックに向けて注目の高まっている資です。

スポーツファーマシストの歴史と概要

スポーツファーマシストは2009年に日本アンチ・ドーピング機構(JADA)と日本薬剤師会連携のもとで開始した認定薬剤師の一つです。
資格取得者は2018年4月現在で8,711名いて、毎年資格保持者が増え続けています。
資格取得をすると公認スポーツファーマシストとしての活動を認められます。

スポーツファーマシスト=ドーピング検査員だと勘違いする人もいますが、ドーピング検査員は薬剤師の資格がなくてもなれます。
主な業務はアンチ・ドーピング活動になり、選手がドーピングに引っかからないようなサプリメントや食事の指導を行うものです。
昨今では市民競技会でもドーピング検査を行うケースが増えてきて、万一ドーピングに引っかかると、連帯責任や組織的な犯行と判断されて、選手団やチームなど団体全体で処分を受けることがあります。
もっとも多い求人はプロスポーツチームや、都道府県の選手団や競技連盟などに採用されて、メディカルドクターとともに選手への処方薬を検討し、情報提供や相談業務を行っています。

スポーツファーマシストになる方法

公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)基礎講習と実務講習を受講後、知識到達度確認試験に合格することで認定される資格です。
年に1回、毎年4月に募集を開始していて、6〜7月頃の基礎講習、12〜1月頃のe-ラーニング内の実務講習と知識到達度確認試験の流れになります。
受講料は7,400円、認定料20,500円で、知識到達度確認試験は真面目に講習を受ければ合格できる難易度です。
資格の有効期限は4年で毎年、実務講習(e-ラーニング)を受講して維持する必要があります。
更新を希望する場合は認定の切れる前の4年目に新規取得と同様に基礎講習から受けなおして認定を受けなおします。(講習料、認定料も新規と同じ条件)

公認スポーツファーマシスト認定制度概要
https://www.sp.playtruejapan.org/acquire/index.html
転職でスポーツファーマシストの資格は有利?

転職でスポーツファーマシストの資格を持っておくと有利です。
日本薬剤師会に所属していなくても取得できるので、転職活動中に資格取得することもできます。
しかし、資格の維持と更新に費用と時間を取られるので、スポーツファーマシストの大半は勤務中に職場の支援を受けて資格を取得しています。
病院や調剤薬局・ドラッグストアでの調剤勤務でも役立つ資格で、アスリートの患者に対して適切な処方を行える資格です。
昨今は2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックで選手村の診療所などで勤務するボランティア薬剤師になるために資格取得する人もいます。

プロスポーツチームや教育機関など、スポーツファーマシストでないとできない仕事に転職するために資格取得する方もいますが、正社員の求人では実務経験を求められることが多いです。
職場で資格を取ってから他の職種に転職する方法も検討しましょう。
将来的なキャリアアップを目指して、スポーツファーマシストの資格取得支援をしている職場に転職する方法もあります。

スポーツファーマシストの求人は非公開中心

認定薬剤師に対しての資格手当を用意している求人はたくさんありますが、プロスポーツチームなどスポーツファーマシストならではの仕事は非公開求人が中心です。
求人の数は非常に少なく、人気の高い職種です。
スポーツファーマシストの仕事をしたい場合は、仕事を続けながら非公開求人に強い転職サイトに登録して、求人の出てくるのを待つと良いでしょう。

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