総括製造販売責任者はやりがいが高く安定して働ける仕事です。

未経験でも転職できる?薬剤師が総括製造販売責任者になる方法

化学系製造業での薬剤師の仕事は、主に総括製造販売責任者としての管理職になります。総括製造販売責任者は実務経験3年が必要になるため、中途採用では資格保持者や若い人材が優遇されます。

化学系製造業

化学製造業で働く薬剤師

化学系製造業では「総括製造販売責任者」という立場で薬剤師が活躍しています。
総括製造販売責任者は、製造する商品によっては総括製造販売責任者を配置しないと営業できないルールになっています。
総括製造販売責任者になる基準は薬剤師のほか、定められた学科の大学を卒業している方など複数ありますが資格保持者の大半は薬剤師です。
また、所定の要件を満たすだけではなく実務経験を3年以上積む必要があります。

未経験でも化学系製造業に転職できる

中途の未経験者は狭き門です。
第二新卒など若い人であればチャンスは大きいですが、ある程度の年齢で調剤業務しか持っていないのであれば厳しいです。
化学系製造業の求める総括製造販売責任者は3年以上の実務経験が必要です。
そこで企業の大半は新卒を採用して自社で実務経験を積んで資格取得を目指しています。

他社で勤務していて、すでに総括製造販売責任者を持っている方は優遇されます。
このほか、医薬品製造の管理や開発のキャリアを持っていると総括製造販売責任者の資格がなくても優遇されます。
資格を持っていない場合は、企業側が長期育成を考えていて、少数しか人員枠の持っていないことから、早期退職や長期離脱されることを懸念されます。
全体的に男性の薬剤師がなることが多く、将来結婚や出産で仕事を辞めて長期休養するリスクのある若い女性は採用に消極的な企業が多いです。

薬剤師の業務内容

総括製造販売責任者の役割は品質管理安全管理です。
化学系製造業は薬事法に関連する商品を扱っていることが多く、専門知識を求められます。
医薬部外品、医薬品、医療機器など扱う商品によって、法律のルールが変わってきます。

化学系製造業では、「総括製造販売責任者」「品質保証責任者」、「安全管理責任者」の3役からなる管理責任者を設置し、総括製造販売責任者は3役の中でもトップに立ち、全体を束ねる役割があります。
主な業務内容は監視や監督になり、品質保証責任者、安全管理責任者と連携して、業務全体の管理を行います。
業務内容の記録、事故が起こった時に適切な対処をするなど、管理職としての能力を求められます。

また、出荷前段階の検査で不適合にする基準設定や、クレーム対応マニュアルの作成など、資料作成や事務関連の仕事もたくさんあります。
管理や記録に誤りがあると、その会社の営業許可に関わる問題に発展することもあります。
上層部とも密に連絡を取り合い、できないことをできると背伸びはせず、ルールに基づいて常に適切な対応をしないといけません。
未経験の新人は総括製造販売責任者のサポートとして日々の業務に携わりながら資格取得を目指します。

責任が大きい仕事ですが、やりがいが高く安定して働ける仕事です。
定年まで働くスタッフも多く、求人の数は少なめです。
積極的な採用活動を行っている求人は、内部の統率や管理に問題を抱えているケースも多く、管理責任者ゆえに残業が多いなどの大変さがあります。

化学系製造業の給料事情

会社によって待遇は異なり、未経験で総括製造販売責任者の資格を持っていない内は、薬剤師の初任給としては安い20万円前後の給料で年収300万円台になってしまうこともあります。
1人前の総括製造販売責任者として活躍できるようになれば年収500〜800万円になります。
化学製造業での薬剤師は、1人のスタッフではなく、管理職もしくは管理職候補として活躍します。

資格を取れば誰でも務まる業務内容ではなく、人徳や頭の機転の良さなど能力を求められます。
会社の方針によっては、優秀な人材を確保するために未経験者で1年目から400〜500万円ほどの年収になるような好待遇を用意しているところもあります。

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