妊婦授乳婦専門薬剤師として、ママも新しい命も守ろう!

妊婦授乳婦専門薬剤師として、ママも新しい命も守ろう!

女性の妊娠・出産に関わるのは主に産婦人科医ですが、薬剤師として、女性たちのサポートをすることができます。人生の一大イベントである出産をサポートするだけでなく、少子化を救うことにもつながる薬剤師の働き方をご紹介します。

妊婦授乳婦専門薬剤師として、ママも新しい命も守ろう!

赤ちゃんとママを守る妊婦授乳婦専門薬剤師

合計特殊出生率が年々下がり続けるなど、少子化が進む日本。
女性の社会進出が進んでいることは喜ばしいことですが、晩婚化や晩産化が進むことで、少子化に拍車がかかっていることも事実です。

しかし、原因はそれだけではありません。
持病のある女性が、常に薬を飲む必要があるからと、妊娠・出産を諦めてしまうケースなどもあり、少子化には様々な要因が重なっています。
女性の妊娠・出産に関わるのは主に産婦人科医ですが、薬剤師として、女性たちのサポートをすることができます。
人生の一大イベントである出産をサポートするだけでなく、少子化を救うことにもつながる薬剤師の働き方をご紹介します。

「胎児へ悪影響を及ぼすため、妊婦は薬を飲んではいけない」―このような先入観をもっている方は多いのではないでしょうか。
実際に、持病の薬を飲む影響から出産を諦めたり、妊娠に気づかない間に薬を飲んでしまい、中絶を考えたりする女性がいます。

しかし、医療従事者に相談することで、必ずしも出産を諦めなくてもよい可能性があります。
ここで活躍するのが、妊婦授乳婦専門薬剤師です。

妊婦授乳婦専門薬剤師のお仕事

妊婦授乳婦専門薬剤師とは、その名の通り、妊娠および授乳期の薬物療法に関する専門知識と技術を持っている薬剤師のこと。
妊婦や授乳婦に対しては、医薬品の開発段階で臨床実験を行うことができないため、妊婦や授乳婦に対する薬物療法においては医薬品の有効性や安全性の根拠となる情報が極めて少ないのが現状です。
そのため、妊婦や授乳婦に対して適切な薬物療法を行うためには高い専門性と豊富な経験が必要であり、母体と胎児の安全に十分配慮した薬物療法を行えるのが、妊婦授乳婦専門薬剤師です。

妊婦授乳婦専門薬剤師は、服薬指導を行いますが、その際は単に薬の情報だけを伝えるのではなく、その薬剤の安全性や有効性を十分説明することが求められます。
服薬に際して、なんらかの副作用が起こる可能性があれば、その症例なども丁寧に説明する必要があります。
また、臨床データがなくても認可されている薬を調剤して薬物療法を行わなければならない場面も出てきますが、「この薬は胎児に影響がありませんか?」という妊婦の質問にも、妊婦授乳婦専門薬剤師なら明確に答えることができるのです。

妊娠中の服薬には不安を覚えるものですが、妊婦授乳婦専門薬剤師による十分な説明によって母親の不安が払拭されれば、こんなに心強いことはありません。
出産の機会を増やすだけでなく、不安のない妊娠期間を過ごすのにも、妊婦授乳婦専門薬剤師の役割は大きいといえるでしょう。
また、一般の調剤薬局やドラッグストアでも、妊婦や授乳婦が気軽に相談できれば、多くの命が救われ、健やかに育まれることでしょう。

妊婦授乳婦専門薬剤師になるには

今後の活躍がますます期待される妊婦授乳婦専門薬剤師ですが、有資格者は全国で100名前後に留まっています。
妊婦授乳婦専門薬剤師になる道のりも、容易ではありません。

まずは認定薬剤師となり、薬剤師としての実務経験が5年以上、妊婦・授乳婦への薬剤指導歴が3年以上、薬剤指導実績が30症例以上など様々な条件を満たし、日本病院薬剤師会が行う試験に合格する必要があります。

しかし、晩産化の流れが続く日本において、安全・安心な妊娠期間を過ごすためにも妊婦授乳婦専門薬剤師は必要不可欠で、その需要はさらに高まっていくことでしょう。

命の誕生に薬剤師として関わることのできる妊婦授乳婦専門薬剤師は、女性のキャリアアップにもピッタリです。
妊娠・出産を経験した妊婦授乳婦専門薬剤師なら、妊婦や授乳婦の気持ちに寄り添うこともでき、安心感を与えることもできます。
あなたの経験や専門知識を活かして、妊婦授乳婦専門薬剤師として活躍してみてはいかがでしょうか。

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