薬剤官を目指す人が身につけるべき4つのスキルを徹底解説

薬剤官 薬剤官は、自衛隊員の健康や衛生を守る大事な役割を担う仕事です。 ここでは、薬剤官になるために必要な条件やスキルを解説していきます。

身長制限まである!薬剤官になるためのプロセスは通常の薬剤師と異なる

薬剤官と通常の薬剤師との違いは多々ありますが、一番大きいのは、なるためのプロセスです。薬剤官になるためには厳しい訓練を通過しなければいけません。 まず、薬剤官になるには6年制の薬学部を修了し薬剤師の国家試験に合格後、自衛隊の「薬剤科幹部候補生」の試験を受ける必要があります。これには年齢制限があり、20歳以上28歳未満と定められているので、通常24歳で卒業すると考えると、チャンスのある年度はそう多くありません。 身長制限もあり、男性の場合は155㎝以上、女性の場合は150cm以上であることが条件です。その他、身体検査では視力や聴力はもちろん、肺活量や歯科検査まであり、とても厳しいものとなっています。
薬剤科幹部候補生の試験では、一般教養や薬学の知識が問われます。薬剤師の国家試験を合格した実力があれば、きっとクリアすることができるでしょう。
試験合格後は約1年間、自衛隊員に必要な知識や実技を学び、その後さらに1年かけて薬剤師としての実務を学ぶことになります。

薬剤官を目指す人が身につけるべき4つのスキル

薬剤師とは異なる条件がある薬剤官を目指すうえで身につけるべきスキルは、
  • 体力・忍耐力
  • リーダーシップ
  • 環境順応力
  • 英語
の4つ。どれも欠かせないスキルなのでしっかりと身につけて、薬剤官を目指しましょう。

体力・忍耐力は自衛隊員なら絶対必要

自衛隊 体力 薬剤官に必要なのは、薬学の知識だけではありません。薬剤科幹部候補生の試験合格後、はじめの約1年間は自衛隊学校で自衛隊員に必要な体力や忍耐力を訓練していくことになります。 薬剤官は、あくまで自衛隊の一員です。危険な紛争地や災害現場に派遣されることもある自衛隊員である以上、いかなる場面でも耐えうる体力と忍耐力は必須と言えます。

リーダーシップがないと自衛隊幹部は務まらない

薬剤官は、幹部候補生の試験を通過した後、初級幹部という肩書からキャリアがスタートします。その後、薬剤官としての実務を積み、いずれは衛生部隊をまとめる立場となるので、自衛隊幹部としての十分なリーダーシップが必要です。 リーダーシップは一朝一夕に身につけることはできません。普段から周りの意見に耳を傾け、いざという時には率先して指揮を執ることを心がけましょう。

環境順応力で頻繁な転勤でもへこたれない

薬剤官の仕事の特徴として、転勤の多さが挙げられます。3年~5年ごとに転勤があることも多く、新しい環境への対応力がない人にはきつい仕事です。また、転勤先は各地の駐屯所や自衛隊病院だけではありません。状況によって、海外の紛争地へ派遣されることもあります。 薬剤官を目指す人は、どんな環境でも自分を保てる順応力が必要です。

英語力があれば現地派遣で活躍できる

薬剤官は、災害時などに現地に派遣されることもあります。これから、国内でも外国人が増えることが予想される中、英語を使える薬剤官は緊急時にとても重宝され、活躍することができるでしょう。 もちろん海外での活動の際にも、他国の部隊とのコミュニケーションに活かせるので、英語力を身に着けておくことは無駄になりません。

薬剤官は薬学の知識だけではなれない!

薬剤官に必要なことは、文武両道であることです。薬学の知識は当然として、自衛隊としての体力・忍耐力、部隊をまとめるリーダーシップ、どこでも働ける環境順応力、世界で活躍するための英語力が、薬剤官には求められています。これらのスキルは簡単に身につけられるものではありません。薬剤官を目指すなら、常に自分を鍛えるつもりで過ごしていく心構えが大切です。
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